12/1注目のオークション クラウン試鋳金打貨  Pattern Crown in Gold  1817

ゴールドコイン

クラウン試鋳金打貨  Pattern Crown in Gold  1817

ウイリアム・ワイオン作 スリーグレイセス(三姉妹) NGC PF62 ULTRA CAMEO

 

表面:ジョージ3世右向き月桂冠頭像 銘文:GEORGIUS III D:G:BRITANNIARUM REX F:D:
(神の恩寵によりイギリス王にして信教の守護者たるジョージ3世)
肖像首下:W.WYON.(ウイリアム・ワイオン) 年号:1817

裏面:肩を寄せ合う三姉妹[左から足元にハープのアイルランド,
中央にユニオンフラッグの楯イギリス,右にアザミのスコットランドを表しています。
アイルランドのハープの左にデザイナーの名前”W.Wyon.” (ウイリアム・ワイオン)]
銘文:FOEDUS INVIOLABILE(不滅の同盟)。 エックスサージ:矢筒とシュロの葉。

スタート6,000万円

2億円くらいいくのでしょうか?まったくわかりませんね。

価値からいくと20億円くらいだと思います。


1ペニー金打貨  1Penny in Gold  1807(K) ソーホーミント Mint:SOHO
再鋳貨 Restrike プレインエッヂ Plain Edge  W&R-160
NGC PF64ULTRA CAMEO

 

表面:デザイン William J. Taylor ジョージ3世右向き頭像.
裏面:デザイン Conrad H.Kuchler ブリタニア座像.
114年ぶりのオークションに登場
1903年3月から1904年12月の間、40日間をかけてイギリスの大コレクターJohn G. Murdoch のコレクションが
ロンドンのSotheby,Wilkinson & Hodge社で英国市場最大のオークションが開催されました。

出品されたコインは英国貨幣は金貨からマイナー貨、試鋳貨、メダル、英連邦諸国コイン、フランス、アメリカ他、
膨大な量のコレクションがオークションに出品されました。

1904年3月15日(水)に開催されたオークション ロット番号218に出品され
4ポンドの価格で落札された後この試鋳貨は100年以上その姿を消します。

2009年ロンドンのある邸宅が取り壊されたところ、地下室から金庫が発見され、
その中から1904年のマードックコレクションで落札された数十枚の金貨が当時購入したままで発見されました。
ほとんどの試鋳金貨は希少度(R7)の一品もので写真が全く存在しなかったため100年以上どの様なコインか分かりませんでした。

2000年に英国コインの試鋳金貨カタログ「English Pattern Trial and Proof
Coins in Gold 1547-1968」が発刊され、著者の一人マーク・ラスムッセン氏(Mark Rasmussen)は、
この本を発刊するにあたり37年間を費やし記録と写真を集めたと語ってくれました。
この本の中にこのコインの記載がされていますが、どこを探しても所持者も写真も見つからなかったため写真未掲載で出版したとのことでした。

スタート600万円
33.63gm39mmと1オンスクラスなので、5000万円くらいまでいけそうですね。

 


5ポンド金貨  5Pounds  MDCCCXXXIX(1839) ウナとライオン Una & Lion
NGC PF61 ULTRA CAMEO

表面:肖像頭部の前リボン渦巻数5タイプ,後部リボンの葉、9葉タイプ。
銘文:”VICTORIA D:G:BRITANNIARUM REGINA F:D:”
(神の恩寵によりイギリス王にして信教の守護者たるヴィクトリア)。
裏面:銘文”DIRIGE DEUS GRESSUS MEOS” (神は我々を導き賜う)

スタート1500万円

 

2000~2500万円くらいでしょうか?


 

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