【レア度1-R1】イタリア ジェノヴァ共和国 1339-44年 シモン・ボッカネグラ (第1代ドージェ) 1/4ジェノヴィーノ金貨 NGC-MS63
1399-44年発行
発行枚数不明
重量:0.88グラム
品位:98.6%金
NGC社鑑定枚数1枚、MS63でトップグレードです。
Gold Coin of the Worldでは
VF:800ドル
EF:2000ドル
ジェノヴァ共和国
終身制(1339-1527年)
ジェノヴァ共和国は、ジェノヴァを中心にして1005年から1797年まで存在した都市領邦である。
ジェノヴァ共和国におけるドージェ(総督)は、終身制(1339-1527年)と2年制(1528-1797年)の時期に区別される。
シモン・ボッカネグラからアントニオット・アドルノまでの約200年間、終身雇用で選ばれたドージェは、
金貨の「ジェノヴィーノ」、銀貨の「グロッソ」、銅貨の「ミヌート」を造幣し、経済の繁栄の象徴となった。
1415年になって初めて、「ジェノヴィーノ」は、他のイタリアの造幣局の金貨に使われているような「ドゥカート(ダカット)」という名称を持つようになりました。
シモン・ボッカネグラ(? – 1363年)
サン・ジョルジョ宮殿の壁画に描かれたシモン像(ジェノヴァ)
原作アントニオ・ガルシア・グティエレスの戯曲『シモン・ボッカネグラ』(1843年)のモデルになったシモン・ボッカネグラは実在の人物(? – 1363年)である。
14世紀のジェノヴァ(当時はジェノヴァ共和国)では、4つの有力貴族が教皇派と皇帝派に分かれて争っていた。
フィエスキ家、グリマルディ家のグェルフ党(教皇派)とスピノーラ家、ドーリア家のギベリン党(皇帝派)である。
この対立に、商人や平民による平民派との対立が加わった。
こうした中で、シモンは1339年に初代ジェノヴァ総督に就任した。
1344年に貴族派の陰謀によりいったん失脚するが、1356年に総督に復帰する。
1363年、宴会の席で倒れて没した。ワインに毒を盛られたのが死因であるという。
また、『シモン・ボッカネグラ』は、リヒャルト・ワーグナーの歌劇『リエンツィ』の物語と同時代であり、『リエンツィ』の主人公ニコラ・ディ・リエンツォがローマで殺されたのは1354年である。
本作の第1幕フィナーレでのシモンの演説には、この史実を受けて「リエンツィと同じ栄光と死の予言の声が、いまやジェノヴァ一帯にも響き渡っている。ここにペトラルカの手紙がある。」という一節がある。
1399-44年発行
発行枚数不明
重量:0.88グラム
品位:98.6%金
NGC社鑑定枚数1枚、MS63でトップグレードです。
歴史あるイタリアの金貨です。
600年以上前の金貨とは思えないほど状態が良く、鑑定枚数も1枚と希少です。
Monete Italiane Regionali(1995-2018)でR1判定の金貨です。
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