Great Britain 1 Broad, 20 Shillings オリバークロムウェル ブロード試鋳金貨1656年PCGS MS62

ゴールドコイン

残存4枚 激レア試鋳貨 トップグレード
Great Britain 1 Broad, 20 Shillings オリバークロムウェル ブロード試鋳金貨1656年PCGS MS62

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Tomas Simon(トーマスサイモン) によってデザインされ、
フランス人のPierre Blondeau(ピエールブロンド)
の機械によって打たれた、超稀少な試鋳貨です。

 

トーマスサイモンは、1635年より英国ロイヤルミントの主任彫刻家です。


また、チャールズ2世に宛てた1663年の請願クラウンの作者として有名です。
(これらもレアな試鋳貨)

1663

1663年の請願クラウン 博物館展示 トーマスサイモンの作品です。
2003年のオークションで22万ドルで落札されています。


チャールズ2世 1660 1 Broad, 20 Shillings ブロード試鋳金貨PCGS Proof 63の作者として有名です。
(これらもレアな試鋳貨)

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2016年のオークションで27万ドル(手数料込で3,400万円)で落札されています。


 

いずれも、トーマスサイモンの作品です。

 


ピエールブロンドは、1640年代にパリ造幣局のエンジニアでした。
1649年にロンドンに招待され英国のロイヤルミントの造幣機械の作成に力を貸しました。

このように、英国とフランスの共同作業によって、産まれたのが
1 Broad金貨ゴールドクロームウェルです。


 

 

重量が8グラム
デザイナーTomas Simon(トーマスサイモン)

コモンウェルス・オブ・イングランド(Commonwealth of England)は、
イングランド共和国で1649年から1660年までオリヴァー・クロムウェルと
リチャード・クロムウェルが支配した政治体制です。
コインのモチーフは、オリヴァー・クロムウェルです。

表面
オリヴァー・クロムウェルの肖像
OLIVARD GRPANG SCO ET HIB & PRO

裏面
PAX QVAERITVR BELLO 1656
英国の王冠と盾、十字、ハープのモチーフ

 


1656年は、20シリングとして使われ、これは今で言う1ポンドです。
当時は大金であり、裕福な商人と銀行家の財産でした。

 

クロムウェルの死後、前政権を現すこのコインは急速に回収され
そのほとんどが溶解されてしまった為、残っていません。

 

この試鋳貨は、1シリングや1クラウンのデザインとして使われた
稀少な1枚です。シリングやクラウンも溶解されたため、XF程度の
グレードでも、6,600ドルの基準価格です。

 

このブロードという単位のコインは、1660年からチャールズ2世の
金貨となっています。今後は人気になりそうです。


PCGS社の最高鑑定(4枚しか存在しない)
ほぼ同グレードと思われるNGC社のMS64が
2008年に57,500ドルで落札

 

2014年には、NGC社MS62が52,875ドルで落札

 

残存4枚となっていますが、鑑定されたコインを一度スラブから
取り出し、再度鑑定したのが、このブロード金貨です。

2015年秋に一枚、弊社から販売しましたが再度出てきたので
慌てて購入したとても稀少な1枚です。

 

試鋳貨であり、王室復興をチャールズ2世が果たしたために、
回収され溶解された激レア金貨です。
その為に中々見つかりません。

 

最も直近の2016.1月 AU58が38,775USDで落札。
2014年1月52,875ドルでMS62が落札(NGC社)

PCGS社で考えると約100,000ドルの落札価格が見込まれます。

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