イタリア ローマ教皇ピウス7世 ゴールド・ドッピア (1817) MS63 PCGS
発行:1817年
直径:22ミリ
ドッピアは18世紀中頃まで使用されたイタリア通貨の単位です。
PCGS社鑑定済みが5枚で、MS63は2枚です。
表面
表面には雲の上に立っている聖ペテロのが描かれています。
表面拡大図
表面文字:PRINCHPS APOSTOLORUM
裏面
裏面に描かれているのは教皇ピウス7世のエンブレムです。
裏面拡大図
裏面文字:P M A ⅩⅧ PIVS Ⅶ
ピウス7世
教皇就任:1800年 3月14日
教皇離任:1823年 8月20日
先代:ピウス6世
次代:レオ12世
本名 ジョルジョ・バルナバ・ルイジ・キアラモンティ
出生 1742年8月14日 教皇領、チェゼーナ
死去 1823年8月20日(81歳没)教皇領、ローマ
ウィキペディアより
ピウス7世は18世紀で活躍したローマ教皇です。
同じ時代を生きた人物としてはフランスのナポレオンがいます。
彼は教皇の権威を政治的に利用していたナポレオンと対立し、一時期は北イタリアのサヴォーナに監禁
されましたが、ナポレオンが退位した後にはローマへ戻り、市民は教皇の帰還を喜びました。
また、ナポレオン没落後には一族をローマに匿い、セントヘレナ島に流されたナポレオンのために司祭
を派遣するなどの一面も見せています。
デザイン、形、品質どれも高水準であり、鑑定済み枚数も少ないため非常に稀少な
イタリアの金貨だといえるでしょう。
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