アンティークコイン(1598-1621)スペイン-フェリペ3世バリャドリード2エスクードNGC-AU58
フェリペ3世1578~1621年
重量6.63グラム
直径22ミリ
87.5%金
発行枚数 不明
Valladolidバリャドリード造幣局
バリャドリードには、かつてカスティーリャ王国やスペイン王国の宮廷がおかれた。
この時代の2エスクードはセビリア造幣局がほとんどの為、バリャドリード造幣局の物は激レアです。
表面
16世紀から19世紀の間、スペインのさまざまな時代に流通したさまざまな通貨は、「盾」を意味するエスクードの名で知られている。
このコインは2エスクード
1535~1833年に流通した貨幣である。
エスクード金貨がスペインの主要貨幣単位となったのはフェリペ2世の時代になってからで、補助単位としてレアルとマラベディが使われた。フェリペ2世の時代からフェルナンド7世の時代まで、さまざまな金属や額面の貨幣が鋳造されていたが、それらはすべて1エスクード=16レアル銀貨または40ビロン貨を基準としていた。
金貨は、½、1、2、4、8エスクードの額面で発行された。
2エスクードの一部は、重さがエスクード硬貨6.77グラムの2倍に相当するため、 ダブロン金貨(ダブルーン)という名前で知られていた。
裏面は、十字マーク
フェリペ3世 (スペイン王)
フェリペ3世(Felipe III, 1578年4月14日 – 1621年3月31日[1])は、スペイン、ナポリ・シチリア、ポルトガルの王(在位:1598年 – 1621年)。フェリペ2世と最後の妻である神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世の娘アナとの間に生まれた末子である。ポルトガル王としてはフィリペ2世。
祖父カルロス1世(神聖ローマ皇帝カール5世)は世界最大の植民地帝国を築いた人物、父フェリペ2世はスペイン帝国に黄金時代をもたらした人物である。
名家ハプスブルク家であり、神聖ローマ皇帝の血統です。
英国で同年代はエリザベス1世、ジェームズ1世であり、エンジェル金貨は1/2ソブリンなどのランクのコインです。
明るくて光沢のある金色です。ストライキが良好です。
NGC社で鑑定コインは1枚のみです。AU58はトップグレードで残存1枚です。
1598~1621年と古く、非常に価値の高いアンティークコインです。
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