イタリア 1564年 エマヌエーレ・フィリベルト 1スクッド金貨 NGC-AU53
1553-1580年発行
発行枚数不明
重量:3.29グラム
品位:91.15%金
NGC社鑑定枚数1枚、AU53でトップグレードです。
王冠と盾の紋章
バラの十字架
エマヌエーレ・フィリベルト
在位 1553年 – 1580年
出生 1528年7月8日
サヴォイア公国 シャンベリ
死去 1580年8月30日(52歳没)
サヴォイア公国 トリノ
配偶者 マルグリット・ド・フランス
子女 カルロ・エマヌエーレ1世
家名 サヴォイア家
父親 カルロ3世・ディ・サヴォイア
母親 ベアトリーチェ・デル・ポルトガッロ
カルロ3世と、ポルトガル王マヌエル1世の娘ベアトリーチェの間に生まれた。
エマヌエーレの名は祖父マヌエルにちなんだもので、以後サヴォイア家の男子の名前にしばしば加えられている。
また、従兄フェリペ2世らとともに、アヴィス朝最後の王となった叔父エンリケ1世の後継者候補にもなった。
兄ルドヴィーコ(1523年 – 1536年)の早世によって継承者となり、1553年に公位を継承したが、当時サヴォイアはフランスとスペインの対立から戦場になってしまい、またフランソワ1世(父方の従兄にあたる)の軍隊に占領されていた。
若い頃は政治と軍隊の生活で、フランスから領地を奪還するため、神聖ローマ皇帝兼スペイン王カール5世(母の従兄であり、また母方の伯母イサベルの夫であった)に従って、インゴルシュタット(1546年)、ミュールベルク(1547年)、メス(1552年)、ブラ(1552年)を転戦した。
1553年にカール5世によって将軍代理とフランドルのスペイン軍の最高司令官に任命され、1556年にはフェリペ2世によりネーデルラント総督に任じられた。
1559年のカトー・カンブレジ条約の締結で和平が成立し、同年7月にエマヌエーレ・フィリベルトはフランス王アンリ2世の妹でサヴォイア家出身の伯母ルイーズ・ド・サヴォワの孫にあたるマルグリットと結婚した。
本来はこの時、エマヌエーレ・フィリベルトは婚約の祝宴のためにフランスへ招かれていたのであるが、祝宴のさなかに馬上槍試合での事故で瀕死の重傷を負ったアンリ2世の意向を受けて、慌しく結婚式が行われた。
マルグリットとの間に生まれた唯一の子供であるカルロ・エマヌエーレ1世(1562年 – 1630年)が、1580年にエマヌエーレ・フィリベルトが死去した後に公位を継いだ。
サヴォイア家
サヴォイア家は、かつてイタリアのピエモンテとフランス及びフランス語圏スイスにまたがるサヴォワ一帯を支配していた辺境伯貴族であった家系。
1713年、スペイン継承戦争の結果シチリア王国の王位を獲得、1720年にハプスブルク家とシチリア島、サルデーニャ島の交換を行い、サルデーニャ王国の王位を代わりに得た。
イタリア統一運動時に核となり、統一後はイタリア王国の王家となった。
フランス語名からサヴォワ家と呼ばれることもある。
サヴォイア家の有名な人物として、サルデーニャ島を統一したヴィットーリオ・エマヌエーレ1世がいる。
1553-1580年発行
発行枚数不明
重量:3.29グラム
品位:91.15%金
NGC社鑑定枚数1枚、AU53でトップグレードです。
歴史あるイタリアの金貨です。
500年前の金貨とは思えないほど状態が良く、鑑定枚数も少ないため希少です。
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