【レア度1-R1】イタリア 1818年 フェルディナンド4世 3ドゥカティ金貨 NGC-MS63
1818年発行
発行枚数不明
NGC社鑑定済み18枚、MS63は2枚でトップ3グレードです。
重量:3.76グラム
品位:99.60%金
表面:フェルディナンド4世の肖像
裏面:柱に手を添えて立っている男性
基準価格(World Coins 1701-1800)
VF 400ドル
EF 800ドル
フェルディナンド4世
フェルディナンド1世は、両シチリア王国の最初の王。
シチリア王としてはフェルディナンド3世、ナポリ王としてはフェルディナンド4世(1759 – 1806年、1815 – 1816年)を名乗っていた。
ペイン王カルロス3世とマリア・アマリア・フォン・ザクセンの三男、カルロス4世の弟。
妻は神聖ローマ皇帝フランツ1世とマリア・テレジアの娘でフランス王妃マリー・アントワネットの姉であるマリア・カロリーナである。
体力に恵まれ性格も非常に善良であったが、王族としての正式な教育を受けておらず、若い頃から重要な書類には家臣に自分のサインのスタンプを押させ、
自らは狩りやスポーツに明け暮れた。
性格が正反対と言ってもいいマリア・カロリーナ妃が嫁ぐとすぐに妃に夢中になった。
妃からは教養の無さや行儀作法の悪さを「かわいいおばかさん」と呼ばれていた。
しかし夫婦仲は良好であり、子に恵まれ家庭生活は幸せなものであった。
結婚時の約束の一つに、王子を産めば妃は摂政になれるというものがあり、王子誕生後は政治的実権は完全にマリア・カロリーナが握っており、フェルディナンドは狩りや社交に徹していた。
1820年のカルボナリによって引き起こされたナポリ革命後は妃の故里ウィーンに亡命。
晩年はアブルッツォやリエーティで暮らし、ナポリで亡くなった。
庶民の食べ物であった細打ちのパスタ(いわゆるスパゲッティ)を気に入り、宮廷で供するよう命じた。
しかし、当時スパゲティは手づかみで食べるものであり、マリア・カロリーナから下品であると反対された。
このことからパスタを食べるための道具としてフォークが採用されたという。
1818年発行
発行枚数不明
NGC社鑑定済み18枚、MS63は2枚でトップ3グレードです。
重量:3.76グラム
品位:99.60%金
Monte Italian RigeonaliでR1判定の金貨です。
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