【ジョン・マーカンティ サイン入り】 アメリカ 50ドル 1/2オンス プラチナイーグル 1997-W年 PCGS-PR70 DCAM Mint Engravers Series
発行年:1997年
総発行枚数:15,431枚
発行:ウェストポイント造幣局(ミントマークW)
鑑定機関:PCGS社鑑定枚数288枚
グレード:PR70(トップグレード)は20枚
重量:15.56グラム
直径:27.00ミリ
品位:99.95%プラチナ
表面:1997年プラチナイーグルの表面には、ジョン・M・メルカンティ氏によってデザインされた「未来を見つめるリバティ」が描かれています 。
このデザインは、1997年のプログラム開始以来、2017年までプルーフプラチナイーグルシリーズの標準的なデザインとして使用されていました 。

裏面:リバース(裏面)には、トーマス・D・ロジャース氏によってデザインされた、上昇する太陽と鷲が描かれています 。
貨幣には「UNITED STATES OF AMERICA」、「1/2oz」、および額面「$50」がに刻印されています 。
裏面を担当したトーマス・ロジャース氏は、上昇する太陽を背景に、力強く飛翔するハクトウワシを描きました。
このデザインは、地金型プラチナ・イーグルの標準的な裏面として定着していますが、プルーフ版においてはこの1997年のみに使用された貴重なデザインです。
1998年以降、プルーフ貨は「自由の情景(Vistas of Liberty)」シリーズへと移行し、毎年異なる景勝地と鷲の姿が描かれるようになったため、初年度のこのクラシックなデザインは、シリーズ全体の原点としての象徴性を備えています 。
1. 1997年アメリカン・プラチナ・イーグルについて
【貨幣学的な卓越性と希少性】
1997年に合衆国造幣局から発行された1997-W $50プラチナ・イーグル貨は、米国の貨幣史において極めて重要な転換点を示すマイルストーンです。
この硬貨は、合衆国政府が初めて発行したプラチナ投資用・収集用貨幣シリーズの初年度版であり、その中でも半オンス($50面額)のプルーフ版は、発行枚数の少なさと鋳造技術の高さから、現代貨幣学における至宝と見なされています。
本報告書で詳述する個体は、PCGS(Professional Coin Grading Service)によって最高グレードであるPR70 Deep Cameoと鑑定され、さらに第12代合衆国造幣局首席彫刻官ジョン・メルカンティ氏のサインが入った「メルカンティ・フラッグ」ラベル(ミント・エングレーバー・シリーズ)を冠したものです。
この特定のラベルとグレードの組み合わせにおけるPCGS個体数(Population)はわずか20枚に限定されており、さらに「モルガンおよびピース・ダラーのラムンド・コレクション」という高名な来歴(プロヴナンス)を有していることは、本貨の希少性と市場価値を決定的なものとしています 。
2. ジョン・マーカンティの署名が貨幣学に与える影響
【ジョン・マーカンティ:第12代チーフ彫刻家とその遺産】
ジョン・M・マーカンティは、1974年から2010年に引退するまで、米国造幣局で輝かしいキャリアを築きました。
2006年には、米国造幣局の第12代チーフ彫刻家に任命され、引退までその職を務めました 。
彼は「現代において最も有名な米国コイン彫刻家」と広く見なされています 。
36年間の在任期間中、マーカンティは並外れた多作ぶりを発揮し、「米国造幣局の歴史上、他のどの職員よりもはるかに多くの100以上のコインとメダル」をデザインしました 。
彼の広範なポートフォリオの中でも、マーカンティは、1986年の発行から2021年まで使用されたアメリカン・シルバー・イーグルのオリジナルの紋章鷲の裏面デザインを作成したことで最もよく知られているかもしれません。
このデザインは「コインそのものと同義」となり、アメリカの地金史において最も愛され、認識されているイメージの一つです 。
マーカンティの影響は、彼の芸術的貢献にとどまりません。
彼は貨幣学コミュニティに活発で尊敬される人物であり続け、主要なコインショーに頻繁に登場し、コラボレーションに参加しています。
彼の著書「American Silver Eagles: A Guide to the U.S. Bullion Coin Program」は、デザインと鋳造プロセスに関する貴重な知識を提供し、彼の遺産をさらに確固たるものにしています 。
マーカンティが現代において最も有名な米国コイン彫刻家としての地位を確立し、象徴的なアメリカン・シルバー・イーグルの裏面を直接デザインしたことは、彼の署名を単なるサイン以上のものにしています。
それは、コインの芸術的創造と米国造幣局の歴史への直接的かつ具体的なつながりを表しています。
これは、芸術作品にその制作者が署名するのと同様で、署名が来歴とアーティストの手への個人的なつながりを提供します。
彼の署名は、コインに明確に歴史的関連性と投資魅力を加えます。
この「アーティストの来歴」は、コインにその本質的な金属価値や技術的なグレードを超えた文化的および芸術的な重要性を与えます。
コレクターにとって、マーカンティが署名したコインを所有することは、その貨幣学的な仕様だけでなく、現代アメリカ貨幣の巨匠に直接つながる歴史の一部を所有することなのです。
このユニークな血統は、歴史的および芸術的なつながりを重視する幅広いコレクター層にアピールし、重要な価値乗数として機能します。
3. まとめ
本プラチナ貨は、その完璧なPCGS-PR70等級と、ジョン・メルカンティ氏がオモバーズをデザインしたという事実、そして彼の直筆署名入りラベルが付与されていることによって際立っており、貨幣学的な卓越性と希少性の証となっています。
その完璧な状態、そして伝説的な彫刻家の個人的な承認という不朽の威信が相まって、目の肥えた収集家にとって非常に貴重な作品としての地位を確立しています。
PCGSの鑑定枚数が288枚と比較的少ないことから、この貨幣はプラチナの固有価値を大幅に上回るプレミアムを要求します。
このプレミアムは、その深い希少性と、現代の米国貨幣学における品質と来歴の頂点を求める収集家からの強い需要を直接的に反映しています。
世界的な供給不足の継続と、水素燃料電池などの新たなグリーンテクノロジーにおける産業需要の増加に牽引され、プラチナは長期的な価格上昇の潜在力を秘めています。
このマクロ経済的なトレンドは、高品質のプラチナイーグルの全体的な投資提案を高め、その価値の基本的な下支えと潜在的な上昇を提供します。
洗練された貨幣投資家にとって、本プラチナ貨は、芸術的な美しさ、歴史的意義、認定された完璧さ、そして貨幣学の伝説との具体的なつながりという、説得力のあるユニークな組み合わせを提供します。
これらの属性はすべて、プラチナの本質的な価値と有望な市場動向によって支えられています。
この貨幣は、単なる貴金属の一部ではなく、安全で潜在的に価値が上昇するアメリカの貨幣学的な遺産の一部であり、分散投資ポートフォリオへの注目すべき追加となります。
完璧な等級、伝説的な署名、そして比較的低い現存枚数によって推進される強力な貨幣学的なプレミアムと、プラチナの産業需要と継続的な供給不足という好ましい基礎的なコモディティ市場の組み合わせは、この特定の貨幣に価値と回復力の二重の層を提供し、潜在的に堅固な長期保有資産となります。
発行年:1997年
総発行枚数:15,431枚
発行:ウェストポイント造幣局(ミントマークW)
鑑定機関:PCGS社鑑定枚数288枚
グレード:PR70(トップグレード)は20枚
重量:15.56グラム
直径:27.00ミリ
品位:99.95%プラチナ



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