アンティークコイン(1519-1556)スペイン-カルロス1世バルセロナK1エスクードNGC-MS62
カルロス1世(カール5世)1519-1556年
重量3.3834グラム
品位91.67%金
発行枚数 不明
NGC社鑑定枚数2枚、トップグレードです。
表面
16世紀から19世紀の間、スペインのさまざまな時代に流通したさまざまな通貨は、「盾」を意味するエスクードの名で知られている。
このコインは1エスクード
1516~1772年に流通した貨幣である。
盾の紋章
エスクード金貨がスペインの主要貨幣単位となったのはフェリペ2世の時代になってからで、
補助単位としてレアルとマラベディが使われた。
フェリペ2世の時代からフェルナンド7世の時代まで、さまざまな金属や額面の貨幣が鋳造されていたが、それらはすべて1エスクード=16レアル銀貨または40ビロン貨を基準としていた。
金貨は、½、1、2、4、8エスクードの額面で発行された。
2エスクードの一部は、重さがエスクード硬貨6.77グラムの2倍に相当するため、 ダブロン金貨(ダブルーン)という名前で知られていた。
裏面は、十字マーク
カルロス1世(カール5世) 1519-1556年 (スペイン王)
スペイン王として、またローマ皇帝として、生涯かけてヨーロッパ全土を回り、北アフリカにまで足を伸ばしている。
多言語話者であったと言われており、カール5世の言葉として伝えられる有名なものに
“I speak Spanish to God, Italian to women, French to men and German to my horse.”
「スペイン語は神への言葉、イタリア語は女性への言葉、フランス語は男性への言葉、ドイツ語は馬への言葉」というものがある。
しかし、実際にカール5世が不自由なく完璧に話すことができたのは、母語のフランス語のほかは、スペイン統治者として本格的に学習・使用したスペイン語くらいであった。
ドイツ語とイタリア語については完全ではなく、ラテン語も話せたが不十分であった。
出生 1500年2月24日
神聖ローマ帝国、フランドル伯領、ヘント
死去 1558年9月21日
スペイン帝国、ユステ修道院
埋葬 スペイン帝国、エル・エスコリアル、エル・エスコリアル修道院
配偶者 イサベル・デ・ポルトゥガル・イ・アラゴン
家名 ハプスブルク家
王朝 ハプスブルク朝
父親 フィリップ美公
母親 カスティーリャ女王フアナ
重量3.3834グラム
品位91.67%金
発行枚数 不明
NGC社で鑑定コインは2枚のみです。MS62はトップグレードで残存1枚です。
明るくて光沢のある金色です。ストライキが良好です。
1519-1556年と古く、非常に価値の高いアンティークコインです。
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