イタリア 1769年 フェルディナンド4世 6ドゥカティ金貨 NGC-MS61

ゴールドコイン

イタリア 1769年 フェルディナンド4世 6ドゥカティ金貨 NGC-MS61

 

 

 

 

 

1769年発行

発行枚数不明

 

 

 

NGC社鑑定済み8枚、MS61は1枚でトップ2グレードです。

 

 

 

重量:8.7980グラム

品位:90.06%金


表面:フェルディナンド4世の肖像



裏面:王冠と盾の紋章



基準価格(World Coins 1701-1800)

 

VF    450ドル

XF    1,150ドル

UNC   3,500ドル


フェルディナンド4世

フェルディナンド1世は、両シチリア王国の最初の王。

シチリア王としてはフェルディナンド3世、ナポリ王としてはフェルディナンド4世(1759 – 1806年、1815 – 1816年)を名乗っていた。


ペイン王カルロス3世とマリア・アマリア・フォン・ザクセンの三男、カルロス4世の弟。

 

 

 

妻は神聖ローマ皇帝フランツ1世とマリア・テレジアの娘でフランス王妃マリー・アントワネットの姉であるマリア・カロリーナである。

 

 

 

体力に恵まれ性格も非常に善良であったが、王族としての正式な教育を受けておらず、若い頃から重要な書類には家臣に自分のサインのスタンプを押させ、

自らは狩りやスポーツに明け暮れた。

 

 

 

性格が正反対と言ってもいいマリア・カロリーナ妃が嫁ぐとすぐに妃に夢中になった。

妃からは教養の無さや行儀作法の悪さを「かわいいおばかさん」と呼ばれていた。

 

 

 

しかし夫婦仲は良好であり、子に恵まれ家庭生活は幸せなものであった。

結婚時の約束の一つに、王子を産めば妃は摂政になれるというものがあり、王子誕生後は政治的実権は完全にマリア・カロリーナが握っており、フェルディナンドは狩りや社交に徹していた。

 

 

 

1820年のカルボナリによって引き起こされたナポリ革命後は妃の故里ウィーンに亡命。

晩年はアブルッツォやリエーティで暮らし、ナポリで亡くなった。


庶民の食べ物であった細打ちのパスタ(いわゆるスパゲッティ)を気に入り、宮廷で供するよう命じた。

 

 

 

しかし、当時スパゲティは手づかみで食べるものであり、マリア・カロリーナから下品であると反対された。

このことからパスタを食べるための道具としてフォークが採用されたという。


1769年発行

発行枚数不明

 

 

 

NGC社鑑定済み8枚、MS61は1枚でトップ2グレードです。

 

 

 

重量:8.7980グラム

品位:90.06%金

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