グレートブリテン ロイヤル・テューダービースト コンプリーター 2027年 1オンスプルーフ プラチナ貨 NGC鑑定 箱付き

ゴールドコイン

グレートブリテン ロイヤル・テューダービースト コンプリーター 2027年 1オンスプルーフ プラチナ貨 NGC鑑定 箱付き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最大発行枚数:160枚

 

 

 

 

重量:31.21g

直径:32.69mm

品位:99.95%プラチナ

 

 

 

 

1オンスプラチナ貨です。


※鑑定に出すので、商品のお届けは2027年3月頃になります。


・デヴィッド・ローレンスによる裏面(リバース)デザイン

裏面のデザインは、超現実主義のイラストレーターとして知られ、英国王立造幣局の数々のプロジェクトに貢献してきたデヴィッド・ローレンス(David Lawrence)によって手がけられた。

 

 

 

 

 

ローレンスは、ハンプトン・コート宮殿の石像が持つ重厚な造形美と、紋章学の厳密な規則を調和させるという極めて難易度の高い課題に挑んだ。

 

 

 

 

 

彼はデジタルツールに依存せず、製図用シャープペンシル(propelling pencils)を用いた手描きのスケッチによって、完全な手作業でデザインを構築した。

 

 

 

 

 

コインの中央には、ランカスター家の赤薔薇とヨーク家の白薔薇が融合した「チューダー・ローズ」が配置され、その周囲を10体の獣が時計回りに密接して取り囲む構造となっている。

 

 

 

 

 

獣たちが掲げる盾の紋章は歴史的正確性を期すためにあえて変更を加えず、視点を微調整することで、平面的なコインのキャンバス上にダイナミックな奥行きと立体感を生み出している。

 

 

 

 

 

プルーフ版の裏面には「THE ROYAL TUDOR BEASTS 2027」の銘が刻まれ、シリーズの終幕を高らかに宣言している。


ロイヤル・チューダー・ビーストの着想の源泉は、ロンドン郊外に位置するハンプトン・コート宮殿の堀にかかる橋、「モート・ブリッジ(Moat Bridge)」の欄干に立ち並ぶ石像群である。

 

 

 

 

 

この壮麗な宮殿は、もともとヘンリー8世の寵臣であったトマス・ウルジー枢機卿が1514年から私財を投じて建設したものであったが、彼が失脚した1529年に王室に没収され、以降、ヨーロッパ屈指の壮大な宮殿へと改築された


・マーティン・ジェニングスによる表面(オブバース)デザイン

表面には、彫刻家マーティン・ジェニングス(Martin Jennings)によるチャールズ3世の公式肖像(第一肖像)が採用されている。

 

 

 

 

 

ロイヤル・チューダー・ビーストのシリーズは、2022年の開始当初はエリザベス2世の肖像を戴いていたが、女王の崩御と新王の即位という歴史的転換期を跨いだため、シリーズの途中で君主の肖像が切り替わるという貨幣学的に極めて稀な現象が発生した。

 

 

 

 

 

ジェニングスによる新王の肖像は、写真資料を基に石膏で立体的にモデリングされ、その後デジタル技術によって硬貨サイズへと緻密に縮小されるという工程を経て制作された。

 

 

 

 

 

この肖像は国王自身の承認を得ており、周囲にはラテン語で「CHARLES III · D · G · REX · F · D ·(チャールズ3世・神の恩寵による・国王・信仰の擁護者)」の銘と、額面および年号が刻印されている。

 

 

 

 

 

君主の交代をシリーズ内で記録しているという事実は、将来的なアンティーク・コイン市場における本シリーズの史料的価値を飛躍的に高める要因となっている。


本コインの盤面に集結する10体の獣は、それぞれが個別の歴史的使命と血統的背景を背負っている。

 

 

 

 

これらは大きく「王の血筋を示すもの」と「王妃ジェーン・シーモアの血筋を示すもの」に大別される

 


・10の紋章獣の背景

1. Seymour Panther(シーモア・パンサー)

ジェーン・シーモア(王妃の右腕的支え)

・獅子の尾と鷲の爪を持ち、怒り狂った表情で口と耳から炎(香り高い息の象徴)を吹く。アン・ブーリンの豹から改刻された経緯を持ち、シーモア家の権力掌握を視覚的に宣言する存在である。

 

 

 

 

 

2. Lion of England(イングランドのライオン)

イングランド王室(王の左腕的支え)

・12世紀のリチャード1世時代に正式に紋章として採用されて以来、イングランドの勇気、強さ、威厳、誇りを象徴し続ける最も伝統的な獣。ヘンリー8世と王妃の統合された盾を保持する。

 

 

 

 

 

3. Greyhound of Richmond(リッチモンドのグレイハウンド)

 チューダー家/ランカスター家

・エドワード3世の時代から王室で重用されてきた犬種。忠誠と名誉の象徴であり、ランカスター家とチューダー家の双方に縁があるため、王位継承の正当性を強調する目的で選定された。

 

 

 

 

 

4. Yale of Beaufort(ボーフォートのエアレー)

 ボーフォート家(ヘンリー8世の祖母)

・山羊やアンテロープのような体にイノシシの牙、全方位への攻撃を可能とする「旋回する角」を持つヨーロッパの幻獣。王室とボーフォート家を繋ぎ、正統性を補強する。

 

 

 

 

 

5. Tudor Dragon(チューダー・ドラゴン)

チューダー家(ウェールズの血筋)

・ウェールズ王カドワラドルに由来するとされる赤い竜。チューダー家の祖先であるオーウェン・チューダーが用いたシンボルであり、王家のウェールズ起源と獰猛さをアピールする。

 

 

 

 

 

6. Seymour Unicorn(シーモア・ユニコーン)

ジェーン・シーモア

・馬の体に螺旋状の角、獅子の尾、山羊の顎鬚を持つ幻獣。純潔と豊穣の象徴であり、男児(後のエドワード6世)の誕生を強く渇望した王の祈りが込められている。

 

 

 

 

 

7. Bull of Clarence(クラレンスの黒牛)

ヨーク家(ヘンリー8世の母)

・ヨーク家を象徴する強力な獣。富と力強さの象徴であり、ランカスター家(父方)とヨーク家(母方)の血を引くヘンリー8世の絶対的な王位継承権を裏付ける。

 

 

 

 

 

8. Queen’s Panther(女王のパンサー)

ジェーン・シーモア

・シーモア家の紋章を支えるもう一つのパンサー像。一族の宮廷内における強固な地盤と影響力を誇示する。

 

 

 

 

 

9. Queen’s Lion(女王のライオン)

ジェーン・シーモア

・ジェーン・シーモアの家系に属するライオン。イングランドのライオンと対をなす形で、王室とシーモア家の対等かつ強固な結びつきを示す。

 

 

 

 

 

10. Royal Dragon(ロイヤル・ドラゴン)

チューダー家

・薔薇戦争の最終局面であるボズワースの戦いでの勝利後に、チューダー家が多用した竜。王の権威に疑義を挟む者に対する激しい威嚇と防衛の意志を示す。



発行枚数が少なく、1オンスプルーフで英国製と人気です。

 

 

 

 

 

人気のテューダービーストシリーズの集大成と言えるコインで非常に魅力的な一枚です。

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