【one of first 250 struck】グレートブリテン 2015年 エリザベスII世 5ポンドプルーフ金貨 ポートレート NGC-PF70 UCAM
発行枚数:598枚
NGC鑑定枚数270枚、PF70は227枚でトップグレードです。

裏面には、1817年の近代ソブリン誕生以来、英国金貨の象徴として君臨し続けているベネデット・ピストルッチの最高傑作が採用されている。
5ポンドという大きなキャンバスにおいて、ピストルッチのダイナミックな構図はその真価を発揮する。
馬の筋肉の躍動感、聖ジョージのなびくマント、そして足元で身悶える竜の鱗一枚に至るまで、プルーフ仕上げ特有の鏡面仕上げによって鮮明に描き出されている。
2015年版の特筆すべき点として、エグザーグ(下部の空欄)の左上に「PISTRUCCI」のフルネームが刻まれていることが挙げられる。
また、エグザーグ内には発行年を示す「2015」が配置されている。
このデザインは、英国の歴史そのものを象徴しており、単なる貨幣を超えた工芸品としての地位を確立している。

表面:ジョディ・クラークによる第5肖像

ジョディ・クラークのデザインは、過去の肖像(マクヌーフやランク=ブロードリーなど)と比較して、女王の成熟した威厳をより温和かつ写実的に捉えているのが特徴である 。
特に注目すべきは、耳元のイヤリングや、王冠(ディアデム)に埋め込まれた宝石の輝きを表現した精緻な彫刻である。
肖像の首の付け根付近には、デザイナーのイニシャル「J.C」が控えめに刻まれている。
周囲を囲むラテン語の碑文「ELIZABETH. II. DEI. GRA REGINA. FID. DEF」は、「神の恩寵による女王、信仰の擁護者、エリザベス2世」を意味する。
文字の書体は伝統的なスタイルを踏襲しつつ、最新のレーザー・フロスティング技術によって、文字部分だけが白く浮かび上がるような美しいコントラストが施されている。
・「最初期250枚(First 250 Struck)」の優位性
本個体に付与された「One of first 250 struck」という指定は、製造ラインが稼働して最初に打たれた250枚の中に含まれていることを証明するものである。
1.ダイの新鮮さ: 硬い金を打刻する金型(ダイ)は、打刻を繰り返すたびに微細な摩耗が生じる。最初期の打刻品は、磨き上げられた直後のダイを使用しているため、デザインの輪郭が最も鋭く、フィールドの鏡面性も極めて高い。
2.歴史的優先順位: 収集家にとって「最初期」という言葉には強い心理的満足感があり、同じPF70であってもこのラベルがある個体は、オークションにおいてより高い価格で取引される傾向にある。
発行枚数:598枚
NGC鑑定枚数270枚、PF70は227枚でトップグレードです。
重量:39.94g
直径:36.02mm
品位:91.66%金



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