グレートブリテン 2022年 チューダー・ビースト イングランドの獅子 1オンス 100ポンド プルーフ金貨 NGC-PF70 UCAM
発行枚数:410枚
NGC鑑定枚数31枚、PF70は18枚でトップグレードです。

コインの裏面には、荒々しい鬣(たてがみ)と鋭い爪を持つ獅子が、力強く盾を握る姿が描かれている。
伝統的なデザインとの最大の違いは、背景に採用された「サーフェス・アニメーション」と呼ばれる微細なテクスチャである。
この網目状の背景は、光の角度によって変化し、視覚的な美しさを提供するだけでなく、高度な偽造防止機能としても機能している。
獅子の表情は威厳に満ちており、単なる動物の描写ではなく、国家の守護者としての性格が強調されている。

表面:ジョディ・クラークによる第5肖像

ジョディ・クラークのデザインは、過去の肖像(マクヌーフやランク=ブロードリーなど)と比較して、女王の成熟した威厳をより温和かつ写実的に捉えているのが特徴である 。
特に注目すべきは、耳元のイヤリングや、王冠(ディアデム)に埋め込まれた宝石の輝きを表現した精緻な彫刻である。
肖像の首の付け根付近には、デザイナーのイニシャル「J.C」が控えめに刻まれている。
周囲を囲むラテン語の碑文は、「神の恩寵による女王、信仰の擁護者、エリザベス2世」を意味する。
文字の書体は伝統的なスタイルを踏襲しつつ、最新のレーザー・フロスティング技術によって、文字部分だけが白く浮かび上がるような美しいコントラストが施されている。
・ロイヤル・チューダー・ビースト・コレクション
ロイヤル・チューダー・ビースト・コレクションは、英国史上最も強力で象徴的な王朝の一つであるチューダー朝の遺産を称えるために企画された。
このシリーズは、ハンプトン・コート宮殿のモート・ブリッジ(堀に架かる橋)の両側に並ぶ10体、あるいは歴史的に関連の深い彫像をモチーフとしている。
これらの彫像は「キングズ・ビースト(King’s Beasts)」とも呼ばれ、ヘンリー8世とその3番目の妻、ジェーン・シーモアの祖先を象徴するように設計されたものである。
ロイヤル・ミントが「クイーンズ・ビースト」の終了直後に本シリーズを開始した背景には、貨幣コレクター市場における「物語性」の重視がある。
先行シリーズがエリザベス2世の戴冠式に関連する紋章学に焦点を当てていたのに対し、チューダー・ビーストはより中世的で力強いデザインを採用し、歴史愛好家や投資家の関心を引くことに成功した。
特に、第1弾としてリリースされた「イングランドの獅子」は、英国そのものを象徴する最も重要なビーストであり、シリーズ全体の方向性を決定づける重要な役割を担っている。
発行枚数:410枚
NGC鑑定枚数31枚、PF70は18枚でトップグレードです。
重量:31.21g
直径:32.69mm
品位:99.99%金



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